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概要

月刊ぷらざ 2018年7月号

悩んでいる子どもたちへ 私たちが必ず力になります!「子どもの人権SOSミニレター」をご存知ですか?2 018 I n t e r v i e w取材協力>大分地方法務局人権擁護課 所>荷揚町7-5 電>097-532-3161(代表) 「子どもの人権SOSミニレター」は、全国の法務局・地方法務局と人権擁護委員で組織する全国人権擁護委員連合会が、学校における「いじめ」や体罰、家庭内での虐待などの問題を解決する活動として、全国の小・中学校の児童・生徒に対し、学校を通じて左図のレターを配布し、悩みごとの相談を受けているもので、平成18年度から実施しています。 このミニレターは、入学、進学を経て悩みが増え始めることや、夏休み明けの子どもの自殺が多いことを踏まえ、今年は、6月から7月にかけて配布することとしていて、県内で10万通余りを配布する予定です。届いたミニレターからメッセージを読み取り、1通ずつに返事を このミニレターはA3版を二つ折りにした用紙で、便箋と封筒が一体になっています。便箋部分にメッセージ(相談したいこと)を書いて、封筒部分を切り取り、便箋部分を入れてポストに投かんすると、最寄りの法務局・地方法務局に届きます。切手を貼る必要はありません。 送られてきたミニレターは、人権擁護委員や法務局職員が丁寧に読み、希望する方法(手紙・電話)で、直接返事をします。自宅や学校以外の場所を返信先にすることもできます。 相談内容や個人情報の秘密は守られますが、相談内容によっては、相談者(子ども)の安全を第一に考え、学校や児童相談所などの関係機関と連携を図りながら、対処することもあります。心に寄り添いながら、子どもの人権を守る 県内でも子どもたちから年間130通前後の相談が送られてきています。 相談内容は、いじめや虐待のほか家族関係の悩みが多く、届いたミニレターの全てに対して、人権擁護委員が「悩みの解決方法を一緒に考えましょう」、「応援してるよ」などと書き添え、子どもの気持ちに寄り添った返事を書いています。 また、相談に対する対応として、教員による不適切指導が判明し学校に再発防止措置を求めた事案、親からの虐待が判明し子どもを保護した上で警察に通報した事案などもあります。 実際にミニレターの返信を担当している人権擁護委員は「誰かに相談することが大事。一人で悩まず、何でも相談してほしい」と話しています。無戸籍の方へ あきらめないで 何らかの理由によって子どもの出生届が出せず無戸籍になり、学校にも行けない子どもたちがいます。 もし、無戸籍で悩んでいる方、出生届が出せない事情があり困っている方がいましたら、法務局は大分県弁護士会などと連携し、戸籍を作るための手続のサポートをしていますので、まずは、法務局にご相談ください。あなたも子どもの人権擁護について考えてみませんか? 子どもたちの人権を守る取組を推進させるためには、まず解決を図る手段として、どのような制度や事業が用意されているのかを多くの人に知っていただくことが大切です。 もし、あなたの周りで悩んでいる子どもがいましたら、「子どもの人権SOSミニレター」により、法務局に相談するよう伝えていただければと思います。 なお、法務局では、上記のミニレターのほか、電話やメールでの相談も受け付けています。☆通話無料の子どもの人権110番 ?0120-007-110☆子どもの人権SOS-eメール インターネットの検索サイトで「インターネット人権相談」と入力すると法務省の相談ページにつながりますので、ご利用ください。34【子どもの人権SOSミニレター】http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03_00013.html