ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

月刊ぷらざ 2018年9月号

夏休みの終わりから2学期はじめは、子どもの様子に要注意!!2 018 I n t e r v i e w年齢が上がるにつれ、学習の不安も増えてくると言われています。2学期のスタートに当たって、学習に不安を抱えている子どもには、夏休みの課題が終わっているかいないかも、大きな要因の一つになってきます。「課題は終わったの?」「学期初めのテストの対策はできているの?」など、子どもが不安になる言葉かけよりも、2学期の文化祭や体育大会など、子どもの興味・関心がある行事や楽しみにしている活動について話すなどして、2学期の学校生活に向けて意欲を高めてあげることを心がけましょう。課題が終わっていないことを苦にしている場合は、始業式を迎える前にその対応について担任の先生に相談しておくことも不登校を未然に防ぐ方法の一つでしょう。また、生活リズムが整っていない場合は、朝起きるきつさから行けなくなることもあります。2学期のスタートまでには生活リズムを整え、朝食をしっかり摂る習慣をつけておきましょう。もしも学校への行き渋りが見られたときには、まずは気持ちを丁寧に聴き取ってあげてください。子ども自身が学校に行けない理由をうまく言葉で説明できず、イライラしている場合もあります。保護者としては子どもが学校へ行かないことに対して焦ってしまいますが、学校に行けないことを責めたり原因追求をしたりせずに、どうしたらこの事態を乗り越えられそうかを一緒に考える姿勢が大切です。日頃から言葉や態度で「がんばっているあなたも、そうでないあなたも大好きよ(認めているよ)」と示してあげることで子どもの自己肯定感があがります。家庭では、保護者が自分の価値観ですべて決めるのではなく、幼い頃から子ども自身が自分で選択したり自分で決定したりする機会を増やしていくことも大切です。子どもの選択を認めて、子どもの決定したことが不本意な結果になったときにはそっと寄り添ってあげることで、自分の力で自己実現していけるようになると思います。それでも、不登校はどの子どもにも起こりうることです。学校の先生やスクールカウンセラー、学校以外の相談機関もありますので、行き渋りが見られ始めたら、早めに相談することをお勧めします。☆大分県内では、県教育支援センターにある「ポランの広場」をはじめ、18ヵ所(県1・市町17)に教育支援センター(適応指導教室)が開設されています。[主な活動内容]それぞれの教育支援センター(適応指導教室)で多少異なりますが、概ね、以下の活動を行い、不登校児童生徒の学校復帰及び社会的自立を目指しています。【1】来所・電話・訪問相談など不登校児童生徒及び保護者への支援【2】不登校児童生徒に対する学習や体験活動等のプログラム【3】関係機関との連携、親の会の活動等【取材協力】大分県教育センター 場所>大字旦野原847-2  長い夏休みが終わりました。夏休み中の生活リズムの乱れや夏休みの課題が終わっていない不安などから、2学期には不登校の子どもの数が増加する傾向にあります。平成29年の9月に大分県教育センターに寄せられた相談の約65%が不登校に関するものでした。また、厚生労働省自殺総合対策推進センターによると、直近の10年では、8月下旬や9月上旬に通学適齢期の自殺者数が多いという統計も出ています。子どもの様子が普段と違うとき、例えば、① 食欲がない② 朝になると頭痛や腹痛を訴える③ 夜眠れない④ 朝起きられない⑤ 表情が曇っている⑥ 会話が減ってくる⑦ 部屋にこもりがちになる⑧ いつも以上にはしゃぐ右のような様子が見られた場合は注意が必要です。不登校になる要因として、小学校低学年では入学・進級時の不適応や友達関係の悩みが多く、小学校高学年から42お子様のことで気になることやお悩みがございましたら、お気軽にご相談下さい。子どもも保護者の方も利用できるフリーダイヤルです。24時間こどもSOSダイヤルc0120-0-78310大分県内にある教育支援センターの情報はこちらをご確認下さい。ehttps://www.pref.oita.jp/uploaded/ attachment/2003304.pdf