プロローグ

by 飛びっちょ勘太郎 2013年6月20日

JJに尻を叩かれ、表面上は嫌々を装いつつ、カメラの話を始めたい。カメラの話というよりも、カメラに纏わる話というべきか。

小学校2年生の時に、別にねだったわけではなく、突然親父がカメラを買い与えてくれた。当時、1,200円であったと記憶している。その頃の小学生(しかも超田舎の...)にとっては高価すぎるおもちゃだった。

「1200円の愛機」で小学校3年生当時広島で撮影した写真。私の従兄(左)と弟。

「1200円の愛機」で小学校3年生当時広島で撮影した写真。私の従兄(左)と弟。

残念ながら、遠い昔に手元から消えて、何というメーカーの何というカメラだったのか、全く不明である。が、次の新しいカメラを買ってもらう小学校5年生まで、そのカメラを愛用し、どこへ行くにも持ち歩いては、拙い写真を撮っていた。確か、12枚撮りのモノクロフィルムで撮影し、歩きで20分位離れた吉田写真館へ持ち込んでは、写真館の親爺さん(先生?)に現像してもらっていた。先生はいろいろと親切に教えてくれた。所謂私の「カメラマン人生のスタート」ってやつですか?

私の初代写真の師匠「吉田写真館の親爺」さん撮影の幼い日の勘太郎。美女に囲まれて緊張の図。(前髪がシャープでしょ)

私の初代写真の師匠「吉田写真館の親爺」さん撮影の幼い日の勘太郎。美女に囲まれて緊張の図。(前髪がシャープでしょ)

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