JJはAFC(アジアサッカー連盟)にメディア(主にカメラマン)として登録されているので、試合に必要があれば撮影をしに行きます。ただし、本当にたまーにですがw もちろんメディアリリースがメールとして届くのですが、いつも思う事があります。
AFCは46協会(東西は日本から中東、南はオーストラリアまで)が所属する大変大きな連盟で、その力は年々増しております。現在のAFC会長は、Shaikh Salman bin Ebrahim Al Khalifa(サルマーン・ビン・イブラーヒーム・アール-ハリーファ)氏で、バハレーンの王族ファミリーです。一度、バハレーンの大使を囲んで食事をする機会がありましたが、その身振り手振りや話し方を含め、やはり色々な意味での余裕(私が心にある色付き眼鏡で見てしまったからかも知れませんがw)を感じてしまいました。もちろん、成金のように威張って自慢してといった感じではなく、上品ですごく好感を持つ事が出来ました。
何を言いたいかと申しますと、近年のサッカーにおける傾向といいますかオリンピックを含む多くのスポーツや競技会がオイル・ガス資源の力によって世界をリードし続ける中東の影響力が拡大してきているという事です。しかし、資金力・影響力がある地域に配慮した活動となる事は“事実”として受け入れなければなりません。例え中東各国のサッカーリーグの試合には殆ど観客はおらず、リーグの殆どのチームはある王族の個人所有チームであったりするような状態であっても、世界のサッカー界に影響力を持つ事が出来るのです。
サッカーワールドカップやオリンピックなど、大きな大会は開催をする国々を発展させます。ただし発展できるのは発展途上国での開催であり、経済が成熟したと言われている国々であればある程、発展に対する効果は一時的なものになってしまいます。
AFCにはその影響力を良い意味で発揮して頂き、アジアにおける貢献の為にこれからも頑張って頂きたいと思います。JJも蟻の一穴にも満たない力ですが、その一助を担っていく事が出来ればと思います。 by JJ